一般的なFXの海外取引所では、トレードスタイルや用途に合わせたいくつかの口座タイプが用意されています。
しかし、口座タイプの違いはFX初心者の方には少しややこしく、
・「違いがよく分からない」
・「どれを開設すればいいの?」
こういった疑問が生じやすいです。
そこで今回は、BigBossにおける口座の種類やそれぞれの特徴、メリット・デメリットを初心者にも分かりやすく解説していきます。
また、最初の初期口座開設時に選ぶべき口座やトレードスタイルにあったおすすめ口座も紹介します。
この記事を読んで口座タイプの違いを理解すれば、トレードに応じた口座の使い分けも可能です。
口座の種類
BigBossの通常取引口座は3種類。
(スタンダード口座/プロスプレッド口座/FOCREX口座)です。
このうち、スタンダードとプロスプレッドはFX用の口座、FOCREXは仮想通貨の現物取引専用口座です。
FOCREX口座は、仮想通貨を購入するための口座と思ってもらえればいいかと思います。
EXコインの購入ができるのも、このFOCREX口座です。
それぞれの口座タイプにおける取引条件詳細は以下の記事を参照してください。
また、例外的にプレミア(Premier)口座というものもあります。
初期口座開設時のおすすめ
最初の口座開設時にはまず、「スタンダード」か「プロスプレッド」どちらかのFX口座を選択することになります。
この時、希望に応じてFOCREX口座を同時開設することができますが、FOCREX口座のみの開設はできません。
これらは後から簡単に追加口座開設することが可能で、最終的に3つ全ての口座を持つこともできます。
まずはスタンダード口座と、FOCREX口座を同時開設し、その後必要に応じてプロスプレッド口座を追加開設するのがおすすめです。
FX口座について
前述したように、BigBossにおけるFX口座は、「スタンダード口座」と「プロスプレッド口座」の2種類です。
イメージとしては、スタンダード口座は幅広い銘柄を扱う通常の口座、プロスプレッド口座は取引コストに特化したアクティブトレーダー向け口座といったところです。
それぞれの違いを詳細に解説していきます。
「スタンダード口座」と「プロスプレッド口座」の違い
FX口座における2種類の口座タイプにはいくつかの違いがあります。
それぞれについて、詳しく解説していきます。
取扱い商品
スタンダード口座では、BTC、ETHなどの仮想通貨レバレッジ取引を扱っていますが、プロスプレッド口座にはこれがありません。
その他のFX通貨ペア、CFD銘柄の取扱いは同じです。
💫 スタンダード口座のみ取扱いの仮想通貨ペア
BTCUSD・ETHUSD・XRPUSD・BCHUSD・EOSUSD・LTCUSD・NEOUSD
参考:取引銘柄と取引時間
レバレッジ
スタンダード口座、プロスプレッド口座ともに最大レバレッジは555倍ですが、スタンダード口座を開設する場合のみ、レバレッジを、任意に変更することができます。
プロスプレッド口座を開設する場合は、555:1(最大)固定です。
また、クイック口座開設では、スタンダードを選択する場合であっても555:1固定です。
スプレッド
スプレッドは注文時の買値と売値の差であり、実質的には取引コストの一部です。
スプレッドが狭いほど取引コストは低く、スプレッドが広いほど取引コストは高くなります。
プロスプレッド口座では、スタンダード口座よりもスプレッドが狭く設定されています。
取引手数料
プロスプレッド口座ではスプレッドが狭い代わりに、1lot(10万通貨)あたり片道4.5ドル(往復9ドル)の取引手数料が発生します。
スタンダード口座の取引手数料は無料です。
実質手数料
前述したように、プロスプレッド口座はスプレッドが狭い分、別途手数料がかかります。
しかし、スプレッドと取引手数料を合わせても、実際の取引コストは一般的にプロスプレッド口座の方が安くなります。
このため、多額の取引を行う上級者やスキャルピング(超短期取引)がメインのトレーダーにとってはプロスプレッド口座が有利です。
ただし、中にはスタンダード口座の方が取引コストが安くなる通貨ペアもあります。
また、少額での取引や、中・長期取引であれば、手数料の差はさほど気になりません。
参考:スプレッドと手数料
ストップレベル
ストップレベルとは、指値注文/逆指値注文が可能な現在価格からの最低値幅です。
例:ストップレベル1.0pips、1ドル=110.500円の時にドル円通貨ペアを注文する場合
→ 指値/逆指値注文は、110.490以下または100.510以上から可能です。
スタンダード口座ではこのストップレベルが設定されているのに対し、 プロスプレッド口座では全銘柄・通貨ペアにおいてストップレベルの設定がありません。
つまり、プロスプレッド口座では好きな位置に利確や損切りを設定できるということです。
その他の取引条件
その他の取引条件については以下の表のとおりで、スタンダードもプロスプレッドも全く同じです。
スタンダード口座 | プロスプレッド口座 | |
最大レバレッジ | 555倍 | 555倍 |
注文方式 | NDD・ECN | NDD・ECN |
最小取引単位(FX) | 0.01Lot | 0.01Lot |
最小取引単位(CFD) | 0.1Lot | 0.1Lot |
ロスカット | 証拠金維持率20% | 証拠金維持率20% |
追証 | なし | なし |
最低入金額 | なし | なし |
ボーナス について
ボーナスプログラムを持つ海外ブローカーはいくつかありますが、低スプレッド口座をボーナスの対象外としている業者がほとんどです。
しかし、BigBossのプロスプレッド口座では、スタンダード口座と同様のボーナスプログラムを受けることができます。
スタンダード口座 | プロスプレッド口座 | |
100%入金ボーナス(期間限定) | あり | あり |
取引ボーナス(4ドル/1Lot) | あり | あり |
これはBigBossならではの大きな強みです。
それぞれのメリット・デメリット
スタンダード口座とプロスプレッド口座を比較した場合のメリット・デメリットをまとめました。
スタンダード口座
⭕️メリット
・取扱銘柄が多い
・レバレッジ選択が可能
❌デメリット
・取引コスト(手数料)が高い
・ストップレベル設定がある
プロスプレッド口座
⭕️メリット
・取引コストが安い
・ストップレベルフリー
❌デメリット
・取引銘柄が少ない
・レバレッジが固定
FX口座のまとめ
FX初心者の方や、特にこだわりがない方であれば、スタンダード口座のみでも不便なく取引を行うことができます。
手数料は、1lotに対して200〜300円ほどの違いなので、少額取引であればさほど気になりません。
また、スタンダード口座のストップレベルも他の業者と比べれば極端に低いため、全く不便ありません。そもそも初心者の方では、あまり使わない方も多いと思います。
取引に慣れてきて、口座の証拠金残高が増えてきたら、プロスプレッド口座への移行・併用を考えるのがおすすめです。
追加口座開設はBigBossマイページから簡単に申請することができます。
FOCREX口座(仮想通貨現物口座)について
仮想通貨現物取引口座「FOCREX」とは
「FOCREX」はBigBossが提供する「仮想通貨取引所」で、現物取引専用口座です。
スタンダード口座の仮想通貨レバレッジ取引では必ず、「買いと売り」が1セットの往復取引になりますが、FOCREX口座では片道取引が可能です。
そのため、BigBossで購入した仮想通貨を自分のウォレットに送金したり、他社で購入した仮想通貨を売却して日本円を出金したりすることができます。
また、EXコイン(EXCoin)の購入ができるのもこのFOCREX口座です。
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