BigBossは2018年11月にEXコイン(EXcoin)が上場したことで更なる注目を集めました。
2020年現在でも、EXコインの上場先はBigBossのみです。
EXコイン(EXcoin)とは「Exchange coin」の略称で、ブロックチェーン技術を採用するビットコインとは異なる性質を持つ日本発祥のデジタル通貨です。
とりわけ注目の火付け役となったのは「メンタリストDaiGo」さん。
過去数回に渡り、自身のニコニコ生放送(有料)内でEXコインについて取り上げ、毎回反響を呼んでいます。
しかし、EXコインを開発するGVE株式会社の方針としてマーケティングにお金をかけないこともあり、知名度はまだ低いのが実際のところです。
EXコイン誕生の経緯
EXコインの開発を手がけるのはGVE株式会社代表の「房公治」氏。
数々の大手外資系企業で役員、アドバイザーを歴任し、「ニューファンドオブザイヤー」や「内閣総理大臣賞」の受賞歴も持つ、金融界のスペシャリストです。
房さんは「法定通貨を超える世界共通のデジタル通貨」を作ることを目的に、2017年にGVE社を立ち上げました。
この時、房さんが通貨の構想において目をつけたのは、「Suica」や「おサイフケータイ」に使われるSONYの非接触ICカード技術方式「FeliCa」。

「Felica」の開発者である「日下部進」氏をアドバイザーとして引き入れ、現在は主にこの二人によってが開発が進められています。
EXコインの特徴
EXコインには3つの大きな特徴があります。
💫安全性
💫低コスト
💫価格保証
安全性
EXコインはデジタル通貨でありながら、ビットコインのようなブロックチェーン技術は採用しておらず、その認証方式は独自のものです。
具体的には、「通貨」・「口座」・「取引」のそれぞれに暗号化されたIDが割り振られ、この全てのIDをAIが同時に参照して取引を認証します。

これらのIDは相互に合致したものでないと承認されず、仮に一つが解読されて書き換えられた場合でも、その取引は無効化されます。
3つの暗号を同時に解読して書き換えることは量子コンピューターにも不可能であるため、この認証方式によるセキュリティー性は極めて高いと言えます。
EXコインのベース「FeliCa」は情報セキュリティ評価基準の国際標準である「コモンクライテリア」において、非接触ICチップとしては世界初の評価保証レベル「EAL6+」を取得済み。
低コスト
現在、日本円の発行とその管理には年間数兆円の予算がかかっており、ATMや従業員を抱える銀行の維持費も年間約2兆円ほどと言われています。

しかし、EXCのようなデジタル通貨であれば、このような土地代や人件費を必要とせず、維持管理費はほとんどかかりません。
また、ビットコインのマイニングによる消費電力は年間64TWh、スイス一国分以上と言われますが、EXCプラットフォームでは、3000万人の取引をカバーするサーバー1台につき、7kW/時の消費電力に収まります。
法定通貨は勿論、同じデジタル通貨・仮想通貨であってもEXCの方が圧倒的に低コストであることがわかります。
価格保証
EXCの価格は最高値の半値以下になることがありません。
何故かと言うと、最高値の半値まで下落した場合はシステムが買い支えを行うからです。
仕組みとしては、EXコインの価格が1ドル上昇するたびにAIが管理するデジタルセントラルバンク(DIGITAL CENTRAL BANK : DCB)から1EXCが新規発行、同値で売り出されます。
DCBはこの利益をストックしていくことで、常にEXC最高時価総額の50%以上を買い支えのための準備金として保つことができます。
仮にEXCがまだ市場に出回っておらず、EXCの保有者はDCBだけだとします。
DCBは以下の板のように、1ドル毎に1枚の売り注文を出します。
買い/売り | 数量 | 価格 |
売り | 1 EXC | 10 USD |
売り | 1 EXC | 9 USD |
売り | 1 EXC | 8 USD |
売り | 1 EXC | 7 USD |
売り | 1 EXC | 6 USD |
売り | 1 EXC | 5 USD |
売り | 1 EXC | 4 USD |
売り | 1 EXC | 3 USD |
売り | 1 EXC | 2 USD |
売り | 1 EXC | 1 USD |
1ドルのEXCが買われ、2ドルのEXCが買われ、3ドルのEXCが買われ…、
そして最終的に10ドルまでのEXCが購入されました。
この時、EXCの最高値は10ドル、市場に流通しているEXCは10枚です。
すると、半値での買い支えに必要な資金は、
5×10 = 50ドル
そしてDCBの準備金は、
1+2+3+…10 = 55ドル
このように、DCBにストックされた準備金により、半値での買い支えが可能であることがわかります。
実際、上場直後には事前購入した投資家による投げ売りがありましたが、この買いオペレーションが機能し、価格は半値の6000ドルに止まりました。

また、これが買い支えの実効性を証明する良い機会となり、価格は瞬時に回復、その後徐々に高値を更新していきました。

こちらは2019年4月から2020年4月までのチャートです。
2020年3月にはコロナショックが起こり、株、為替、貴金属、仮想通貨といった全ての金融商品が大暴落しましたが、EXCだけは上昇を続けました。
EXコインの特許
前述したように、多くの優れた機能を持つEXcoinの技術は、既に国内で14もの特許を取得しています。
また、「EXcoin」・「DIGITAL CENTRAL BANK」の名称も商標登録済みです。
さらに現在は、国内だけでなく海外の特許も申請中です。
まとめ
EXコインの取引は現在でも可能ですが、専用ウォレットや決済システムは公開されておらず、プラットフォームとしての全貌は未だ顕になっていません。
高い安全性と優れた機能を持ち、非接触ICチップの革命的技術となった「FeliCa」。その技術を継承したEXCプラットフォームが今後どのように発展を遂げていくのか、大いに期待されます。
EXcoinはBigBossのFOCREX口座にて取引可能です。
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