FXにおけるレバレッジ(leverage)とは、自己資金を証拠金として取引所に預けることによって資金を借り入れ、取引額を増幅させるもので、一般的にはその倍率を指します。
レバレッジは、国内FXでは25倍、海外FXでは1000倍までと規定されており、各取引業者や口座タイプ、銘柄によって異なります。
ここでは主にBigBossのレバレッジについて、初心者にも分かりやすいように基礎から詳しく解説します。
また、初心者の方が口座開設する際にどのレバレッジを選べば良いかといった疑問にもお答えします。
レバレッジをしっかり理解することで、安全な資金管理と取引における優位性向上につながります。
最大レバレッジは555倍
BigBossの最大レバレッジは「スタンダード口座」、「プロスプレッド口座」ともに555:1(555倍)です。(一部銘柄を除く)
例えば10万円入金した場合は、最大5550万円までの注文を入れられます。
ただし、証拠金維持率20%でロスカット(強制損切り)となるので、証拠金目一杯までの取引は危険です。
証拠金には十分余裕を持った取引がおすすめです。
一部銘柄のレバレッジは50倍
スタンダード口座とプロスプレッド口座において、以下に掲げる商品の取引は最大レバレッジ50倍です。
マイナー通貨ペア
USDRUB、USDTRY 、USDZAR
CFD銘柄
XAUUSD、XAGUSD、N225、NDX、SPX、UK100、WS30、UKBrent、USCrude
仮想通貨取引はレバレッジ5倍
スタンダード口座において、仮想通貨取引の最大レバレッジは5倍です。
仮想通貨
BTCUSD、ETHUSD、XRPUSD、BCHUSD、EOSUSD、LTCUSD、NEOUSD
BigBossにおけるレバレッジのメリット
BigBossのレバレッジ設定は、他社ブローカーに比べて有利な点が多いです。
BigBossにおけるレバレッジの利点を紹介します。
プロ口座でも同等レバレッジ
BigBossでは、プロスプレッド口座でもスタンダート口座と同等のレバレッジで取引を行うことができます。
プロ口座では仮想通貨銘柄の取扱いがありませんが、それ以外のレバレッジは全てスタンダード口座と同じです。
これにより、スキャルピング取引をメインに行うアクティブトレーダーでも、低コストかつハイレバレッジ取引が可能です。
レバレッジ制限なし
多くの海外FXブローカーでは、ある一定の証拠金残高を超えるとレバレッジが強制的に縮小される「レバレッジ制限」が設けられています。
しかしBigBossにはレバレッジ制限がなく、仮に利益を獲得して証拠金が増えた後でも継続してハイレバ取引が可能です。
大口のトレーダーでもハイレバレッジでの取引が可能なため、法人口座の人気も高いです。
FOCREX口座は現物取引専用
BigBossには、スタンダード口座、プロスプレッド口座の他に「FOCREX口座」という仮想通貨取引口座があります。
しかしこちらは現物取引専用なので、レバレッジ取引を行うことはできません。
仮想通貨のレバレッジ取引が行えるのは、スタンダード口座のみです。
口座開設時のレバレッジ選択
通常口座開設時には、スタンダード口座のレバレッジを任意選択することができます。
基本的にレバレッジの選択は、最大レバレッジ(555:1)を選ぶのがベターです。
「ハイレバレッジ = ハイリスク&ハイリターン」ではありますが、これはあくまで最大レバレッジであって、実質レバレッジはポジション量(取引数量)で調整できるためです。
逆にレバレッジが小さいと証拠金維持率が下がるため、一時的な価格変動でロスカットに遇いやすくなるといった恐れもあります。
まとめ
レバレッジは少ない証拠金で利益率を高めることができると同時に、証拠金維持率を高めて取引の優位性を上げることができる有用な武器です。
また、海外FXのレバレッジの高さは国内FXにはない大きな魅力であり、中でもBigBossでは、どのFX口座でも最高水準のレバレッジ取引が可能です。
しかし、レバレッジをかければその分負けた時の損失が大きくなることも事実です。
BigBossでは追証がないため、入金額以上の損失を被ることはありませんが、入念な資金管理の上、証拠金に余裕を持ったトレードを心がけることをおすすめします。
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